俵屋が無添加食品を販売する理由

俵屋が無添加食品を販売する理由

(本記事は約2分で読めます)

日本はもちろんのこと、ここベトナムでも近年は多種多様な食品が市場に出回り、以前より便利で美味しく、豊かな食生活を過ごすことができています。食は日々必ず接するものであり、豊かな食生活は豊かなライフスタイルを作ります。

 一方で便利になればなるほど、見過ごされがちなのが食品に含まれる添加物。添加物と言えば、ネガティブなイメージもありますが、はじめに申し上げたいことは「添加物は現代に必要不可欠で、添加物なしの食生活はあり得ない」ということです。

 

 ありとあらゆる食品が無添加になると

・短期間しか保存できない

・味気ない食品ばかりになる(食品として食べられないものも多数)

・高価格になる

・大量生産ができず、市場に十分な食品が出回らない

など現代人にとってもはや日々の食生活を維持することができなくなります。

添加物があるからこそ「手軽に安価で長期保存可能で、美味しい食生活」が可能になるのです。

 

そんな中、俵屋はコメ屋であるにも関わらず「コメ以外の食品・調味料」を販売しています。そしてそれらは基本的には全て「無添加」の商品です。なぜ俵屋が無添加食品を販売するのか、下記大きく2つの理由があります。

① 日本に対する貢献

② ベトナムに対する貢献

 

①日本に対する貢献について、大量生産時代において効率よく商品を作るには添加物を上手く活用して作る手法がメインです。一方、無添加のものは作るのに手間がかかり、コストも高く、短期間で大量に作ることもできません。そのため、年々無添加食品の作り手は減ってきています。例えば俵屋でも販売しているヤマロク醤油は、木桶で数年間、発酵熟成して作る醤油です。木桶仕込みの醤油は製造に手間がかかり費用対効果の点から減少の一途をたどり、醤油業界の例では全体の1%以下まで落ち込んだ時期もありました。

 

しかし、無添加(+こだわりの製造方法)だからこそ生み出せる味わいや、旨みがある、というものまた事実です。ヤマロク醤油の例では、木桶で作るからこそ、百年を超える歴史の積み重ねや気候風土に応じてオリジナルな微生物による個性あふれる風味や味わいを醸し出します。

 

 

 

日本に存在する「無添加で良いもの」を俵屋が海外で販売することで、日本の作り手の方々に少しでも貢献し、技術・伝統を絶やさないでいただきたい、という想いがあります。

 

②ベトナムに対する貢献として、ベトナムにも多くの日本産食品がありますが、多くはナショナルブランドで知名度が比較的高いものが多いです。そのような商品は既にベトナムで販路を持たれている企業さんがいらっしゃいますので、俵屋としては「まだあまりベトナム市場に出回っていないが、きっとベトナムの方の食生活を豊かにする価値のあるもの」をご提供することだと考えています。そして食品というと非常に多くのジャンルがあるため、1つの共通する価値基準として「無添加」という軸で限定して商品を仕入れております。今までベトナムになかった食品(且つ食生活を豊かにするもの)をご提供することが、ベトナムへの貢献だと考えています。

 

 

今後も皆様の食生活を豊かにすることに貢献する商品の拡充を進めていきます。お楽しみに!

 

俵屋の無添加食品・調味料の購入はコチラ!

 

 

 

 

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